甥っ子や姪っ子の結婚式に呼ばれた。
うれしい知らせのあとに、少しだけ悩ましいことが残ります。
何を着ていけばいいんだろう、と。
友人として出席していた頃とは、立場が変わっています。
親族はお迎えする側。
そして叔母と、新郎新婦の母親とでは、着るものの格が違います。
この記事では、その違いと、迷いやすい丈の合わせ方を整理します。
30秒でわかるこの記事のポイント
– 親族はゲストをお迎えする立場なので、控えめで品のある装いが基本とされています
– 叔母は準礼装。丈はミモレ丈〜くるぶし丈までが目安とされています
– くるぶしより長い丈は母親の正礼装にあたるため、叔母は避けるとされています
– 色はネイビー・黒などの落ち着いた色、袖は五分袖以上が選ばれやすいとされています
– 丈は身長と履く靴で変わるので、実際に着て確かめたいところです
– 渋谷の女性専用・無人ショップならS〜3Lを着数の上限なく試せます(ドレス1着¥3,300〜/10泊11日)
親族として出席するときの基本
親族は、ゲストをお迎えする立場です。新郎新婦を引き立てることが前提になるので、友人として出席していたときとは基準が変わります。
お迎えする側、という前提
親族席は末席にあたるとされています。
招かれたゲストより控えめな装いが求められる、というのが基本的な考え方です。
華やかさで並ぶのではなく、場を整える側にまわる。
そう考えると、選ぶ基準がすっきりします。
若い友人ゲストと同じ装いにならないように
近年は、友人ゲストもネイビーや黒といった落ち着いた色を選ぶことが増えているとされています。
そのため、色だけでは親族らしさが出にくくなっています。
だからこそ、丈と袖と素材で格を出すという考え方が効いてきます。
40代・50代・60代で、基準は大きく変わりません
年齢よりも、立場で決まる部分が大きいのがこの装いの特徴です。
40代で叔母として出席する場合も、50代でも、基準はほぼ同じと考えて差し支えありません。
服装以外のマナー全般は「結婚式のお呼ばれマナー総まとめ」の記事で整理しています。
叔母と母親では、着るものの格が違う
同じ50代の親族でも、甥・姪の結婚式に出る叔母と、新郎新婦の母親とでは、着るものの格が違います。その差がいちばんはっきり出るのが、スカートの丈です。
| 叔母(甥・姪の結婚式) | 母親(新郎新婦の母) | |
|---|---|---|
| 格 | 準礼装 | 正礼装 |
| 丈の目安 | ミモレ丈〜くるぶし丈まで | くるぶしより長い丈も含む |
| 考え方 | 母親より格を上げない | 主催者側としていちばん格が高い |
| 色 | ネイビー・黒などの落ち着いた色 | 黒などの落ち着いた色が中心 |
| 袖 | 五分袖以上が目安 | 袖ありが基本 |
準礼装と正礼装のちがい
言葉だけだと分かりにくいので、先に整理しておきます。
- 正礼装:いちばん格の高い装いです。新郎新婦の母親が着るとされています
- 準礼装:正礼装の次の格にあたります。叔母をはじめとする親族やゲストが着るとされています
つまり親族の中にも段階があって、主催者側である母親がいちばん格が高いという順序になっています。
くるぶしより長い丈は、叔母は避けるとされます
ここがいちばん間違えやすいところです。
長い丈のほうがフォーマルに見えるので、迷ったら長いほうを選びたくなります。
でもくるぶしより長い丈は母親の正礼装と同じ格にあたるため、叔母が着ると母親と並んでしまいます。
「格を上げすぎない」というのが、叔母の装いの要点です。
逆に、短すぎるのも避けるとされます
膝上の丈は、親族の装いとしては軽く見えるとされています。
ミモレ丈からくるぶし丈まで。この範囲に収めるのが、叔母としては収まりのよい選び方です。
丈・袖・色・素材の目安
押さえるのは丈・袖・色・素材の4つです。どれも「格を落とさず、目立ちすぎない」という一点でつながっています。
| 項目 | 目安とされるもの | 避けるとされるもの |
|---|---|---|
| 丈 | ミモレ丈〜くるぶし丈 | 膝上/(叔母は)くるぶしより長い丈 |
| 袖 | 五分袖以上 | ノースリーブ1枚(羽織りを合わせる) |
| 色 | ネイビー・黒・グレー・ボルドー | 白系・全身黒一色・派手すぎる色 |
| 素材 | サテン・レース・シフォン | 普段着に近い素材 |
| 透け感 | 袖など部分的に | デコルテの強い透け感 |
丈
長いほどフォーマルな印象になるとされています。
脚の露出も抑えられるので、親族の装いとしては選びやすい丈です。
ただし前の章のとおり、叔母はくるぶし丈までに留めるのが目安です。
袖
五分袖以上が目安とされています。
半袖やフレンチスリーブもマナー違反ではないとされていますが、露出はやや高めになります。
ノースリーブのドレスを着る場合は、七分袖以上の羽織りやショールを合わせるのが基本です。
渋谷の店舗では、袖付きのドレスも取り扱っています。羽織りを別に用意しなくてよいデザインもあります。
色
ネイビー、黒、グレー、ボルドー。
落ち着いた色が選ばれやすいとされています。
白系は避けるのが基本です。全身が黒一色になるのも避けるとされています。
黒のドレスを着る場合の考え方は「結婚式に黒ドレスはあり?」、色ごとの印象は「結婚式のお呼ばれドレス、色で迷ったら」の記事でまとめています。
素材と透け感
サテン、レース、シフォン。
普段着に近い素材は避けるとされています。
透け感については、デコルテの強い透けは控えめが上品とされています。
レースやシアーを使うなら、袖など部分的に取り入れるのが収まりのよい選び方です。
「かっこいい」と「地味」の分かれ目
落ち着いた色を選ぶと、地味に見えないか心配になります。かっこよく見えるかどうかは、色ではなく素材とシルエットで決まります。
黒やネイビーを選んだ時点で地味になるわけではありません。
同じ色でも、印象を変える手立てはいくつもあります。
素材で華やかさを出す
同じ黒でも、光沢のあるサテン、レース、ジャカードでは印象がまったく違います。
質感があるだけで、落ち着いた色は「地味」ではなく「品がある」に変わります。
シルエットで印象が変わる
Iラインやストレートなど、縦のラインが出るデザインはすっきり見えるとされています。
裾が広がりすぎないほうが、大人の装いとしてはまとまりやすくなります。
顔まわりに光を置く
パールやシルバーのアクセサリー、明るい色の羽織り。
顔に近い位置に光があると、全体の印象が明るくなります。
小物の合わせ方は「結婚式に黒ドレスはあり?」の記事で詳しく扱っています。
なお、小物だけを借りることもできます。
親族としてのパンツスタイル
ワンピースのように見えるワイドパンツなど、パンツスタイルも選ばれるようになってきました。
ただし、立場や会場によっては避けるのが無難とされる場面もあります。
親族としての判断基準は「結婚式にパンツドレスはダメ?」の記事で整理しています。
体型が変わっていても大丈夫
以前の服が入らなくなっていることは、珍しくありません。同じサイズ表記でも、ブランドやデザインで着心地は変わります。
久しぶりに参列するとき、まず確かめたいのがここです。
しまっておいた一着を出してみたら、以前とは違って感じた。よくあることです。
気になるところで、選び方が変わります
- 二の腕:袖の長さで印象が変わります。五分袖・七分袖なら、腕の細い部分で切れるのですっきり見えやすいとされています
- お腹まわり:ウエストの切り替え位置で見え方が変わります。ハイウエストやドレープのあるデザインは、体のラインを拾いにくくなります
- 全体のシルエット:Iラインは縦に、Aラインは裾に向かって流れるので、出したい印象で選び分けられます
同じデザインでも、人によって結果が変わります
身長、肩幅、脚の長さ。
この組み合わせは人それぞれなので、「このデザインなら大丈夫」とは言い切れません。
気になるものを何着か着比べて、鏡で見比べるのがいちばん早い方法です。
サイズ選びのくわしい考え方は「大きいサイズのお呼ばれドレス」の記事でまとめています。
渋谷で、丈を確かめてから借りられる無人ショップ
親族の装いは丈で格が決まりますが、その丈は身長と履く靴で変わります。渋谷駅から徒歩3分の女性専用・無人ショップなら、実際に着て、鏡の前で丈を確かめてから決められます。
くるぶし丈かどうかは、着てみないと分かりません
ここが、この装いのいちばん難しいところです。
同じドレスでも、身長によって裾がどこに来るかが変わります。
さらにヒールの高さでも裾の位置は変わります。
つまり、商品ページに「ミモレ丈」と書いてあっても、自分が着たときにくるぶし丈になるかどうかは、着てみるまで分かりません。
準礼装かどうかは、ドレスの名前ではなく、丈と袖と素材の組み合わせで決まります。
だから実物を着て、鏡の前で確かめるのが確実です。
当日履く予定の靴が決まっていれば、持参すると確認しやすくなります。
丈の違うものを、並べて着比べられます
着数の上限はありません。
ミモレ丈とくるぶし丈、袖の長さの違うもの。
迷っているものを全部着てみて、そのうえで決められます。
サイズはS〜3Lまで展開しています。
全身鏡がある個室で確かめられます
パウダールームは完全な個室です。
全身が映る鏡と、座ってメイク直しができる鏡付きのテーブルがあります。
丈の確認には、全身が映る鏡が要ります。
スマホで写真や動画も撮れるので、丈のバランスは写真のほうが分かりやすい、というときにも使えます。
ビデオ通話をつないで、離れているご家族に見てもらうこともできます。親族間で相談したいときに便利です。
急かされずに比べられます
1枠は3時間あります。
決まっていれば試着から持ち帰りまで15〜30分ほど、じっくり選ぶ場合でも2時間ほどが目安です。
店員さんの視線を気にせず、自分のペースで進められます。
小物も同じ場所で合わせられます。シューズの試し履き用ストッキングもあります。
来店前に、取り扱いを確認できます
公式サイトで取り扱い中の商品を見られるので、来店前に確認しておくと安心です。
ただし取り置きや事前注文はできないため、当日の在庫状況によります。
なお、気に入るものがなければ、必ずしもその日に借りなければいけない、ということはありません。
料金とレンタル期間
ドレス1着¥3,300、新品ドレスは1着¥8,800です(いずれも10泊11日)。試着は無料で、追加料金はかかりません。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| ドレス1着 | ¥3,300 |
| 新品ドレス1着 | ¥8,800 |
| バッグ | ¥2,200 |
| シューズ | ¥2,200 |
| アクセサリー | ¥1,100 |
| ハオリ(ショール・ジャケット) | ¥2,200〜 |
レンタル期間は10泊11日です。
期間中は何回でも着用できます。
借りはじめは、予定の10日前からになります。
親族は前日の準備や親族紹介など、予定が重なりやすい立場です。
期間に余裕があると、前もって手元に置いておけるので安心です。
小物だけのレンタルも可能です。
決済はクレジットカード、PayPay、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いに対応しています。
返却は、店舗の返却スペースに入れるか、配送で送るかを選べます。
配送の場合は発払いのため、送料はご負担ください。
よくある質問
Q. 甥・姪の結婚式に、叔母は何を着ればいいですか?
A. 準礼装にあたる装いが基本とされています。丈はミモレ丈〜くるぶし丈まで、袖は五分袖以上、色はネイビーや黒などの落ち着いた色が選ばれやすいようです。
Q. 叔母と母親では着るものが違いますか?
A. 違うとされています。母親は正礼装、叔母は準礼装にあたります。いちばん分かりやすい差は丈で、くるぶしより長い丈は母親の格にあたるため、叔母は避けるとされています。
Q. くるぶしより長い丈を着てもいいですか?
A. 叔母の立場では避けるとされています。新郎新婦の母親と同じ格になってしまうためです。ミモレ丈からくるぶし丈までに収めるのが目安とされています。
Q. 黒のドレスでも大丈夫ですか?
A. 落ち着いた色として選ばれています。ただし全身が黒一色になるのは避けるとされているので、小物や羽織りで明るさを足すのが基本です。くわしくは「結婚式に黒ドレスはあり?」の記事をご覧ください。
Q. パンツスタイルでもいいですか?
A. 選ばれるようになってきていますが、立場や会場によっては避けるのが無難とされる場面もあります。親族としての判断基準は「結婚式にパンツドレスはダメ?」の記事で整理しています。
Q. 袖のないドレスに羽織りを合わせてもいいですか?
A. 合わせられます。ノースリーブの場合は、七分袖以上の羽織りやショールを合わせるのが基本とされています。袖付きのドレスも取り扱っています。
Q. 大きいサイズはありますか?
A. SサイズからLサイズ、さらに3Lサイズまで展開しています。くわしくは「大きいサイズのお呼ばれドレス」の記事をご覧ください。
Q. 丈が合うか、試着で確かめられますか?
A. 確かめられます。全身が映る鏡のある個室で、着数の上限なく試着していただけます。当日履く予定の靴を持参いただくと、裾の位置まで確認しやすくなります。
Q. 予約は必要ですか?
A. 来店には予約が必須です。予約ページから日時を選んでお申し込みください。予約した時間になるとマイページに入室用のパスコードが表示されます。当日でも、予約したい時間の1分前までお申し込みいただけます。
来店のご案内
くるぶし丈かどうかは、着て、鏡の前に立てば一目で分かります。
▶ 来店予約はこちら
店舗情報
- 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目12-7 CR-VITE 8階
- JR渋谷駅 宮益坂口から徒歩3分
- 24時間・年中無休/女性専用・無人





