白は避ける、露出は控えめに、丈は膝が隠れるくらい。
調べれば、基準はすぐに出てきます。
でも実際に「しまった」と思う瞬間は、たいてい着ているときではなく、座ったときにやってきます。
丈が上がる。胸元が開く。背中が思ったよりあいている。
マナーは、鏡の前に立った姿だけでは確かめきれないんです。
この記事では、押さえておきたい基準を一通り整理したうえで、その先の「動いたときの見え方」までまとめます。
30秒でわかるこの記事のポイント
– 押さえるのは色・露出・丈・素材・柄の5つです
– 白系と全身黒一色は避けるとされています
– 肩が出るデザインには羽織りを合わせるのが基本。夜の式でも一枚持っておくと安心です
– 丈は膝が隠れる〜くるぶしくらいが目安とされています
– 丈も胸元も背中も、座ったり前屈みになったりすると変わります
– 渋谷の女性専用・無人ショップなら、座ったり歩いたりしながら確かめられます(ドレス1着¥3,300〜/10泊11日)
結婚式のお呼ばれドレス、マナーの全体像
押さえておきたいのは色・露出・丈・素材・柄の5つです。どれも「絶対にだめ」というより、会場の格式や式のスタイル、自分の立場によるとされています。
| 項目 | 避けるとされるもの | 目安とされるもの |
|---|---|---|
| 色 | 白・オフホワイト・全身黒一色・蛍光色 | 落ち着いた色・くすみ系 |
| 露出(肩) | 肩を出したまま | 羽織りを合わせる(夜の式でも一枚持っておく) |
| 露出(胸元・背中) | 大きく開いたデザイン | 開きの浅いもの |
| 丈 | ひざ上10cm以上のミニ・深いスリット | 膝が隠れる〜くるぶし丈 |
| 素材 | 麻・ニット・コットンなど普段着に近いもの/ファー | サテン・シフォン・レース・チュール |
| 柄 | アニマル柄・ヘビ革 | 無地・小さめの柄 |
| 小物 | カジュアルなバッグ・素足 | パーティーバッグ・ヒールパンプス |
色をどう選ぶかは、それだけで一つのテーマになります。
くわしくは「結婚式のお呼ばれドレス、色で迷ったら」の記事をご覧ください。
黒のドレスについては「結婚式に黒ドレスはあり?」、パンツスタイルについては「結婚式にパンツドレスはダメ?」の記事でそれぞれまとめています。
判断は「立場」「会場」「時間帯」で変わります
同じドレスでも、状況によって受け止められ方が変わります。
- 立場:友人ゲストか、親族か、上司としてか
- 会場:格式の高いホテルか、レストランウェディングか
- 時間帯:昼の式か、夜の式か
年代別の選び方は「20代の結婚式お呼ばれドレス」「30代のお呼ばれドレス選び」、親族として出席する場合は「50代・親族として出席する結婚式のドレス」の記事で扱っています。
迷ったら、確認するのがいちばん確実です
会場のドレスコードは、式ごとに違います。
判断に迷ったら、新郎新婦や会場に聞いてしまうのが結局いちばん早くて確実です。
露出はどこまで?
昼の式では、肩・胸元・背中の露出を控えるのが基本とされています。夜の式は昼より少し華やかにしてもよいとされますが、結婚式であることに変わりはないので、羽織りは用意しておくと安心です。
肩(ノースリーブ)
昼の式では、ボレロ・ショール・ジャケットなどを合わせるのが基本とされています。
夜の式では許容されることもありますが、会場や式の格式によっては、ふさわしくないと見られることもあります。
ショールを一枚持っておくと安心です。
羽織りは会場の空調対策にもなりますし、写真に写るときの印象も整います。
背中あき
大きくあいたデザインは避けるとされています。
ただ、ここには確認上の難しさがあります。
背中は、自分では見えません。
正面の鏡だけでは、あき具合も、下着のラインが出ていないかも確認できません。
鏡を2枚使うか、写真を撮るか。どちらかの方法が要ります。
胸元
深く開いたデザインは避けるとされています。
そして立っているときの開き具合だけでなく、前屈みになったときまで確認しておきたいところです。
乾杯、ご祝儀を渡すとき、ご挨拶。前傾する場面は意外に多くあります。
シースルー・レース
肌が透ける面積によります。
裏地があるかどうか、どこまで透けるかは、光の当たり方で変わります。
会場の照明の下で見たときの印象は、店内や自宅で見たときと違うことがあります。
昼と夜の違い
夜の式は、昼より少し華やかな装いが選ばれやすいとされています。
ただし、これは「露出してよい」という意味ではありません。
光沢のある素材やアクセサリーで華やかさを足す。 その程度に考えておくと外しません。
結婚式であることに変わりはないので、時間帯にかかわらず、露出を抑える一枚は用意しておくのが安心です。
丈・袖・素材・柄
丈は膝が隠れる〜くるぶしくらいが目安とされています。袖の有無に決まりはありませんが、素材と柄には避けるとされるものがあります。
スカート丈
- ひざ上10cm以上のミニ・深いスリットは避けるとされています
- 「膝上5cm程度まで」という目安が広く紹介されています
- くるぶしより長い丈は、新郎新婦の母親の装いとされることがあります。ゲストは膝が隠れる〜ふくらはぎ丈が選ばれやすいようです
そして丈には、もうひとつ大事な点があります。
膝が隠れる丈でも、着席すると膝が出ることがあります。 これは後の章でくわしく扱います。
袖
袖の長さに決まりはないとされています。
長袖・七分袖は露出を抑えられ、半袖・五分袖も問題ないとされています。
袖のあるドレスは、それ一枚でフォーマルに見えるとされているので、羽織りを用意しなくてよいという利点もあります。
渋谷の店舗でも、袖付きのドレスを取り扱っています。
素材
- 避けるとされるもの:麻・ニット・コットンなど普段着に近い素材/ファー・毛皮(殺生を連想させるという見方があります)
- フォーマル向きとされるもの:サテン・シフォン・レース・チュール
素材は、写真では見分けにくい要素でもあります。
柄
花柄は着られているとされています。 お祝いの場に合う柄という見方があるためです。
ただし、大きすぎる柄や派手な配色は避けたほうが無難とされています。
アニマル柄・ヘビ革は避けるとされています。
その他の細かい論点
- セパレート・襟付き:フォーマルな素材であれば着られているとされています
- ベルトなどの装飾:光沢が強すぎないものが選ばれやすいようです
- ブラウン系:落ち着いた印象になるとされています(色については「結婚式のお呼ばれドレス、色で迷ったら」の記事へ)
子どもと一緒に参列するとき
子どもの服装にも、大人と同じように白は避けるという考え方があります。ただし小さな子どもは、動きやすさと本人の負担のなさが優先されるとされています。
- 白や白っぽい色は避けるとされています
- 制服がある場合は、制服がフォーマルな装いとされています
- 華美すぎず、動きやすいものが選ばれやすいようです
長時間の式は子どもにとって負担が大きいので、着心地を優先してあげるのがよいとされています。
なお、渋谷の店舗には12歳(小学生)までのお子さまと一緒に入店していただけます。 男性の入店はご遠慮いただいています。
マナー違反は、動いたときに起きる
マナーの基準は、たいてい立っている状態で書かれています。でも結婚式では、座っている時間のほうが長い。丈も胸元も背中も、動いた瞬間に変わります。
ここまで整理してきた基準は、どれも「鏡の前に立った姿」を前提にしています。
でも、実際に困るのはそこではありません。
座ると、丈が上がる
膝が隠れる丈でも、着席すると膝上になることがあります。
上がり方は、素材の伸びやシルエットによって変わります。
タイトなシルエットほど上がりやすく、フレアなら上がりにくい。
立ったときに測った丈は、座ったときの丈を教えてくれません。
前屈みになると、胸元が開く
開きの浅いデザインでも、前に傾けば見え方は変わります。
乾杯のとき、ご祝儀を渡すとき、テーブルの上のものを取るとき。
背中は、自分では見えない
前の章でも触れましたが、ここがいちばん確認しづらい部分です。
あき具合も、下着のラインも、正面の鏡では分かりません。
腕を上げると、全体が持ち上がる
拍手、写真撮影、手を振るとき。
腕を上げると、丈も胸元も一緒に動きます。
久しぶりに出したドレスは、サイズ感が変わっていることがある
体型は変わります。
以前は問題なかったドレスが、今は張ってしまうということもあります。
これは誰にでも起こることなので、久しぶりの参列なら一度着てみて確かめておくのが安心です。
確かめておきたい動作
| 動作 | 確認すること |
|---|---|
| 座る | 丈がどこまで上がるか/脚の見え方 |
| 前屈みになる | 胸元の開き具合 |
| 腕を上げる | 丈と胸元の動き/背中の張り |
| 歩く | スリットの開き/裾を踏まないか |
| 後ろを向く | 背中のあき/下着のラインが出ていないか |
これを確かめるには、座れる場所と、全身が映る鏡と、時間が要ります。
逆にいえば、その3つがそろっていれば、マナーの不安はほとんど解消できます。
渋谷で、座って・歩いて確かめられる無人ショップ
渋谷駅から徒歩3分の女性専用・無人ショップでは、500着以上のドレスを着数の上限なく無料で試着できます。1枠は3時間あるので、座ったり歩いたりしながら確かめられます。
座って確かめる時間があります
1枠は3時間です。
決まっていれば試着から持ち帰りまで15〜30分ほど、じっくり選ぶ場合でも2時間ほどが目安です。
急かされないので、着て、座って、立ち上がって、もう一度確かめる。
そういう時間の使い方ができます。
座れる場所と、全身鏡があります
パウダールームは完全な個室で、全身が映る鏡と、座ってメイク直しができる鏡付きのテーブルがあります。
座ったときの丈は、座れる場所がないと確認できません。
試着室で立って見るだけでは分からない部分が、ここで確かめられます。
写真を撮れるので、背中も確認できます
個室なのでスマホで写真や動画を撮れます。
背中は自分では見えないので、写真がいちばん確実な確認方法です。
後ろを向いて撮っておけば、あき具合も下着のラインも一目で分かります。
ドレスのまま、店内を歩けます
歩いたときの裾の動き、スリットの開き方。
その場で歩いて確かめられます。
着比べも、サイズの選び直しもできます
着数の上限はないので、丈やシルエットの違うものを並べて比べられます。
サイズはS〜3Lまで展開しているので、久しぶりの参列でサイズ感が変わっていても、その場で選び直せます。
店員さんの視線を気にせず、自分のペースで進められます。
ビデオ通話をつないで、離れている相手に見てもらうこともできます。
小物も同じ場所で合わせられます。シューズの試し履き用ストッキングもあります。
12歳(小学生)までのお子さまは、一緒に入店していただけます。
なお、気に入るものがなければ、必ずしもその日に借りなければいけない、ということはありません。
料金とレンタル期間
ドレス1着¥3,300、新品ドレスは1着¥8,800です(いずれも10泊11日)。試着は無料で、追加料金はかかりません。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| ドレス1着 | ¥3,300 |
| 新品ドレス1着 | ¥8,800 |
| バッグ | ¥2,200 |
| シューズ | ¥2,200 |
| アクセサリー | ¥1,100 |
| ハオリ(ショール・ジャケット) | ¥2,200〜 |
10泊11日という余裕のある期間で借りられます。
期間中は何回でも着用できます。
借りはじめは、予定の10日前からになります。
小物だけのレンタルも可能です。
決済はクレジットカード、PayPay、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いに対応しています。
返却は、店舗の返却スペースに入れるか、配送で送るかを選べます。
配送の場合は発払いのため、送料はご負担ください。
よくある質問
Q. 結婚式のドレスでNGとされる服装は何ですか?
A. 白系と全身黒一色、ひざ上10cm以上のミニ、麻やニットなど普段着に近い素材、ファー、アニマル柄が避けるとされています。ただし会場の格式や式のスタイル、自分の立場によって判断は変わります。
Q. 膝丈のドレスはマナー違反ですか?
A. 膝が隠れる丈は目安の範囲とされています。ただし着席すると丈が上がるので、座った状態で膝がどこまで出るかを確かめておくと安心です。立ったときの丈だけでは判断しきれません。
Q. 背中があいたドレスは着ていけますか?
A. 大きくあいたデザインは避けるとされています。背中は自分では見えないので、写真を撮って確認するのが確実です。羽織りを合わせるという方法もあります。
Q. ノースリーブに羽織りは必要ですか?
A. 昼の式では、ボレロやショールなどを合わせるのが基本とされています。夜の式では許容されることもありますが、会場や式の格式によってはふさわしくないと見られることもあるため、ショールを一枚持っておくと安心です。
Q. 長袖のドレスでも大丈夫ですか?
A. 袖の長さに決まりはないとされています。袖のあるドレスは一枚でフォーマルに見えるとされていて、羽織りを別に用意しなくてよいという利点もあります。
Q. 花柄のドレスはマナー違反ですか?
A. 花柄は着られているとされています。お祝いの場に合う柄という見方があるためです。大きすぎる柄や派手な配色は避けたほうが無難とされています。
Q. 子どもと一緒に行けますか?
A. 12歳(小学生)までのお子さまは、一緒に入店していただけます。男性の入店はご遠慮いただいています。
Q. 予約は必要ですか?
A. 来店には予約が必須です。予約ページから日時を選んでお申し込みください。予約した時間になるとマイページに入室用のパスコードが表示されます。当日でも、予約したい時間の1分前までお申し込みいただけます。
来店のご案内
立ったまま鏡を見るだけでは分からないことが、座ってみると分かります。
▶ 来店予約はこちら
店舗情報
- 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目12-7 CR-VITE 8階
- JR渋谷駅 宮益坂口から徒歩3分
- 24時間・年中無休/女性専用・無人





