「当日はカジュアルで大丈夫ですよ」
そう言われたのに、かえって何を着ればいいか分からなくなる。
顔合わせの服装がむずかしいのは、正解がひとつに決まっていないからではありません。
相手のご家族と、足並みをそろえる必要があるからです。
この記事では、「カジュアルで」と言われたときにどこまで下げていいかの線引きと、両家で格をそろえるための具体的な進め方をまとめました。
30秒でわかるこの記事のポイント
– 顔合わせの服装は、両家で格(改まり具合)をそろえるのが基本とされています
– 「カジュアルで」は、普段着でいいという意味ではないと考えておくと安全です
– 女性はきれいめのワンピースか、ワンピース+羽織りものが選ばれやすいとされています
– 迷ったら少しだけきちんと寄りにしておくと、羽織りや小物で調整できます
– 両家の擦り合わせは、決める前に全身の写真を撮って見せ合うのがいちばん早い方法です
– 渋谷の女性専用・無人ショップなら、着数の上限なく試着して、その場で写真も撮れます(ドレス1着¥3,300〜/10泊11日)
両家顔合わせの服装は、格をそろえるのが基本
顔合わせの服装で最初に決めたいのは、自分に似合うものより、両家でどのくらいの格にそろえるかです。片方だけがきちんとしていて、片方だけがラフ、という状態がいちばん気まずくなるとされています。
| 格 | 想定される場面 | 女性の装いの目安 |
|---|---|---|
| きちんとめ | ホテル・料亭・結納を兼ねる | ワンピース+ジャケット、セットアップ |
| 中間 | レストランの個室 | きれいめワンピース+羽織りもの |
| カジュアル寄り | 自宅・気軽な食事会 | きれいめワンピース単体、ブラウス+スカート |
「格」とは、改まり具合のこと
ここでいう服装の格は、その場でどのくらい改まった装いをするかの度合いです。
素材のきちんと感、ジャケットや羽織りの有無、肌の露出の少なさ。こうした要素で決まるとされています。
20代・30代でも、年代より場と両家の意向が先
「20代ならこう」「30代ならこう」と年代で決まるものではありません。
先に確かめたいのは、会場の雰囲気と、両家がどのくらいの改まり具合を考えているかです。
迷ったら、少しだけきちんと寄りに
格は、上げすぎても下げすぎても気まずくなります。
ただし、この2つは同じではありません。
上げすぎた場合は、羽織りを脱ぐ・アクセサリーを外すことで、その場で調整できます。 下げすぎた場合は、当日どうにもできません。
迷ったときに少しだけきちんと寄りにしておくのは、この差があるからです。
顔合わせで「カジュアルで」と言われたら、どこまで下げていい?
「カジュアルで」は、普段着で来てくださいという意味ではない、と考えておくと安全です。ジャケットまでは要らない、堅苦しくしなくていい、という程度に受け取るのが目安とされています。
| 項目 | 選ばれやすい | 避けたほうがよいとされる |
|---|---|---|
| トップス・ワンピース | きれいめワンピース、ブラウス+スカート | Tシャツ、パーカー、キャミソール1枚 |
| ボトムス | 膝下のスカート、きれいめのパンツ | ジーンズ、ダメージ加工、短すぎる丈 |
| 素材 | とろみ素材、きちんと見える生地 | スウェット、部屋着に見えるニット |
| 足元 | パンプス | スニーカー、サンダル |
| 色 | 落ち着いたトーン | 全身黒(お悔やみに見えることがある)、派手な柄 |
「ラフで」「気軽に」も同じ
「ラフな感じで」「気軽に来てね」と言われた場合も、考え方は同じです。
両家の顔合わせは、結婚を前に家族同士が改まって顔をそろえる場であることに変わりはありません。
判断がつかないときは「結婚式の二次会に行けるか」
迷ったら、その服のまま結婚式の二次会に行けるかを目安にしてみてください。
行けると思える服なら、顔合わせのカジュアルとしても大きく外れることはないはずです。
ジャケットは、仕事着に見えないものを
きちんと見せようとしてジャケットを選ぶと、今度は面接や仕事の打ち合わせのように見えることがあります。
やわらかい素材や、ノーカラーのものを選ぶと、改まり過ぎずに収まります。
動きやすさを優先するなら、きれいめのパンツスタイルも選択肢です。考え方は「結婚式にパンツドレスはダメ?|マナーと、丈で失敗しない選び方」の記事が参考になります。
会場と季節で変わるのは、羽織りと足元
会場と季節によって、服そのものより、羽織りものと足元の選び方が変わります。
料亭・座敷なら、座ったときの丈と靴を脱ぐこと
料亭など座敷の会場では、座ったときにスカートの丈がどこまで上がるかを確かめておきます。
靴を脱ぐこともあるので、ストッキングの伝線や、脱ぎ履きしやすい靴かどうかも気にしておくと安心です。
ホテルやレストランの個室なら、ワンピース+羽織りものがなじみやすいとされています。
夏の顔合わせは、冷房と袖
夏は、冷房の効いた個室で長く座っていることになります。
半袖1枚だと寒く感じることもあるので、羽織りものを用意するか、袖のあるワンピースを選んでおくと調整しやすくなります。
冬の顔合わせは、コートを脱いだあとの姿で決める
コートは入口で脱ぐことになるので、決め手になるのはコートを脱いだあとの装いです。
羽織りもので、暖かさと格を同時に調整できます。羽織りものの使い分けは「結婚式の羽織もの|ボレロ・ストール・ジャケットの使い分けと、『ダサい』の正体」の記事でまとめています。
顔合わせの服装で、よくある失敗
顔合わせの服装の失敗として挙がりやすいのは、派手すぎたことより、両家でちぐはぐになったことです。
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自分だけきちんとしすぎて、浮いてしまった
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自分だけラフで、気まずかった
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全身黒にしたら、お悔やみのように見えた
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座ったら丈が思ったより上がった
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冷房や暖房で、寒かった・暑かった
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記念写真を撮ると思っていなかった
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買ったものの、その後着る機会がなかった
どれも、事前に「両家の格」と「当日の流れ」を確かめておけば避けやすいものです。
顔合わせのあとに、記念写真を撮ることもあります。写真に残る前提で選んでおくと、あとで見返したときも安心です。
兄弟・姉妹として顔合わせに同席するとき
兄弟・姉妹として同席する場合は、本人より少しだけ控えめに、というのが基本の考え方とされています。両家の格に合わせつつ、主役の2人より目立たない装いを選びます。
本人の装いを聞いてから決める
いちばん確実なのは、本人に当日の装いを聞いてから決めることです。
本人がワンピース+ジャケットなら、自分はきれいめのワンピースに。本人がきれいめワンピースなら、同じくらいか、少しだけ控えめに。
本人より格を上げないことだけ押さえておけば、大きく外れることはありません。
「カジュアルで」と言われたときも、基準は本人
兄弟姉妹も「カジュアルで」と言われることがあります。
その場合も、きれいめのワンピースやブラウス+スカートなど、本人と同じくらいの改まり具合を目安にすると、写真で並んだときにまとまります。
学生の場合も、考え方は変わりません。
格をそろえるには、写真で見せ合うのがいちばん早い
「両家で格をそろえましょう」とはよく言われますが、相手のご家族に直接たずねるのは気が引けるものです。間に立つのは、たいてい本人同士。だから、決める前に全身の写真を撮って送り合うのが、確実で早い方法です。
言葉で伝えると、ずれる
「きれいめのワンピースにするね」と伝えても、思い浮かべるものは人によって違います。
同じ「カジュアル」でも、家族や世代によって指しているものが変わることがあります。
全身の写真1枚で、格が伝わる
全身が写った写真が1枚あれば、相手側も自分の装いを合わせやすくなります。
本人同士で写真を送り合い、それぞれの家族に見せてもらう。この流れなら、相手のご家族に直接聞かなくても足並みをそろえられます。
試着の段階で撮れば、決める前に調整できる
服が手元に届いてから「思っていたのと違う」となると、調整の時間がなくなります。
試着の段階で撮っておけば、買う前・借りる前に両家で擦り合わせられます。
離れているなら、その場で見てもらう
相手や家族が離れて暮らしている場合は、ビデオ通話で、試着した姿をその場で見てもらう方法もあります。
渋谷で、試着して写真に撮れる無人ショップ
渋谷駅から徒歩2分の女性専用・無人ショップでは、500着以上から、着数の上限なく無料で試着できます。写真を撮って見比べたり、ビデオ通話でその場で見てもらったりもできます。
格の違うものを、並べて着比べられる
取り扱いは、結婚式やパーティー向けのドレスが中心です。
だからこそ、顔合わせに着るなら、きちんと寄りか、カジュアル寄りかを実際に着て確かめる意味があります。
着数の上限はないので、改まり具合の違うものを続けて着て、両家の格に合う一着を探せます。
袖付きのドレスも取り扱っていて、羽織りのいらない袖付きも充実しています。サイズはS〜3Lまであります。
写真を撮って、相手に送れる
パウダールームは完全な個室で、全身が映る鏡があります。
スマホで写真や動画を撮れるので、その場で相手に送って擦り合わせられます。ビデオ通話で見てもらうこともできます。
座ったときの丈も確かめられる
座ってメイク直しができる鏡付きのテーブルがあるので、座敷や個室を想定して、座ったときの丈も確かめられます。
羽織りや小物も一緒に。小物だけでも
羽織り(ショール・ジャケット)、バッグ、シューズも同じ場所で合わせられます。
手持ちのワンピースに、羽織りやバッグだけを借りて格を整えることもできます。
急かされずに比べられる
1枠は3時間あります。店員さんの視線を気にせず、自分のペースで比べられます。
営業は朝6:00〜夜24:00・年中無休なので、仕事帰りの夜にも寄れます。
来店には予約が必須ですが、空きがあれば当日でも、予約したい時間の1分前まで申し込めます。
一度きりの服を、どう用意するか
顔合わせのために買った服が、その後着る機会がないまま残ってしまうこともあります。手持ちで組む・買う・借りるの3つを、着る回数で比べてみます。
| 方法 | 向いているケース | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 手持ちの服で組む | きれいめの服がすでにある | 両家の格に合うかを確かめる |
| 量販店などで買いそろえる | この先も着回す予定がある | その場かぎりだと着なくなることも |
| レンタル(配送型) | 家で受け取りたい | 届くまで実物を確かめられない |
| レンタル(店舗型) | 試着して決めたい | 店舗まで行く必要がある |
どれが正解というより、何回着るかで決めると迷いにくくなります。
買う・借りるのくわしい比較は「20代の結婚式お呼ばれドレス|どこで手に入れる?買う・借りるの選び方」の記事でまとめています。場面を問わず使える内容です。
料金とレンタル期間
ドレス1着¥3,300、新品ドレスは1着¥8,800です(いずれも10泊11日)。試着は無料で、追加料金はかかりません。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| ドレス1着 | ¥3,300 |
| 新品ドレス1着 | ¥8,800 |
| バッグ | ¥2,200 |
| シューズ | ¥2,200 |
| アクセサリー | ¥1,100 |
| ハオリ(ショール・ジャケット) | ¥2,200〜 |
10泊11日のあいだは、何回でも着用できます。借りはじめは、予定の10日前からです。
顔合わせは日程が早めに決まることもあるので、先に試着だけして写真を送り合い、日が近づいてから借りる、という進め方もできます。
小物だけのレンタルも可能です。
決済はクレジットカード、PayPay、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いに対応しています。
返却は、店舗のカウンターの返却棚に紙袋のまま置くか、配送で送るかを選べます。配送の場合は発払いのため、送料はご負担ください。
よくある質問
Q. 「カジュアルで」と言われたら、ジーンズでもいいですか?
A. 顔合わせでは、ジーンズは避けたほうがよいとされています。「カジュアルで」は、ジャケットまでは要らないという程度に受け取り、きれいめのワンピースやスカートを目安にすると安全です。
Q. 顔合わせの服装は、ワンピース1枚でも大丈夫ですか?
A. レストランの個室や気軽な食事会なら、きれいめのワンピース1枚でも選ばれています。ホテルや料亭なら、ジャケットや羽織りものを合わせると格がそろいやすくなります。
Q. 両家で服装の格をそろえるには、どうすればいいですか?
A. 本人同士で、着る予定の服を全身の写真で送り合うのが早い方法です。それぞれの家族に見せてもらえば、相手のご家族に直接聞かなくても足並みをそろえられます。
Q. 顔合わせの服装で、NGとされるものはありますか?
A. ジーンズやスニーカーなどの普段着、露出の多いデザイン、全身黒、派手な柄は避けたほうがよいとされています。ただし、両家の考え方や会場によって判断は変わります。
Q. 夏の顔合わせは、半袖でも失礼になりませんか?
A. 半袖でも問題ないとされています。冷房で寒く感じることもあるので、羽織りものを用意するか、袖のあるワンピースを選ぶと調整しやすくなります。
Q. 兄弟として出席するときは、何を着ればいいですか?
A. 本人の装いを聞いたうえで、同じくらいか少しだけ控えめにするのが基本の考え方とされています。きれいめのワンピースやブラウス+スカートが目安です。
Q. 試着した姿を、写真に撮って送ってもいいですか?
A. はい。パウダールームは完全な個室なので、写真や動画を撮れます。ビデオ通話で、その場で見てもらうこともできます。
Q. 予約は必要ですか?
A. 来店には予約が必須です。予約ページから日時を選んでお申し込みください。予約した時間になるとマイページに入室用のパスコードが表示されます。当日でも、予約したい時間の1分前までお申し込みいただけます。
来店のご案内
両家の足並みは、写真1枚でそろいます。着て、撮って、送ってから決めてみてください。
店舗情報
- 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目12-7 CR-VITE 8階
- JR渋谷駅 宮益坂口から徒歩2分
- 朝6:00〜夜24:00・年中無休/女性専用・無人





